立山三山周回コース、tomokoと歩いてきました。
秋田市を夕方出発、7時間走って途中SAで仮眠、暑くてほとんど寝られず。翌日朝6:00立山駅へ。無料の駐車場にクルマを置き、軽くおにぎりを食べて準備を整えます。
立山黒部アルペンルートで室堂ターミナルに向かいます。
何年も前からあこがれ続けた立山へ。
室堂ターミナル~一の越~雄山~大汝山~富士ノ折立~真砂岳~別山乗越~剣御前小屋~雷鳥平~らいちょう温泉雷鳥荘宿泊。約10km。
快晴の日曜日とあって、立山駅は始発から凄い人出です。
7:20の便に乗車、8:30室堂ターミナルに到着。激混みのケーブルカー、日差しの強いバスに乗り、ワタクシは少々具合悪し。
とにかく天候には恵まれました。美しい、ガスの無い立山連峰を歩く日がやってきました。
一の越山荘に向けて舗装された道をゆっくり登ります。
一の越山荘に着くと、北アルプスの名峰が並び凄い景色が広がります。
一の越山荘で記念写真。
雄山山頂に向けて登ります。
大小の岩が折り重なってガラガラな道。登り下りが分けられ、行列について登ること1時間、雄山山頂へ。大きなカールを見下ろす、怖いくらい凄い景色がひろがる。
雄山神社の峰本社と社務所があります。多くの登山者がここで休憩、景色を眺めながらお昼を食べています。
鳥居をくぐった先、神殿のある場所が雄山の頂上(3,003m)。
大汝山に向かいます。ワタクシはようやく山のリズムを取り戻し元気になってきた。
大汝休憩所。ここのベンチで大休憩、持ってきたパンをかじりました。
3つ目のピーク「富士ノ折立」をパスして、ガラガラの斜面を下ります。下から見ると、よくあんな斜面を下ってきたな、と思わず唸る。
さらに30分、真砂岳(2,861m)山頂へ。
別山乗越まで、稜線を進みます。いよいよ剱岳がその姿を現し始めます。我々の疲労感も徐々に強まってきました。
別山乗越までの登りはなかなかキツく堪えました。
別山乗越から眺める剱岳。右側にギザギザの八ツ峰が鮮やかに見えます。荘厳のひとこと。
剣御前小屋まで稜線を歩きます。右側に見える剱岳、そこまで至る道の長いことに驚きます。上級者だけが踏み込める、聖地ですね。
剣御前小屋で小休止、雷鳥平へ下山します。ここまで歩いてきた稜線の長さと美しさに感銘を受ける。
さあもうひとがんばり。雷鳥平へ下山。
途中、雷鳥のこどもが可愛い姿を見せてくれました。
16:30,8時間かけて「らいちょう温泉雷鳥荘」に到着。一日中ガスが出ず、素晴らしい景色を見せてくれました。
歩いてきた稜線と剣御前小屋をバックに記念写真。
眼下に雷鳥沢キャンプ場が見えます。
「らいちょう温泉雷鳥荘」にチェックイン、2名用の個室に入りほっと一息。冷たい缶ビールをゴクゴクと飲み、広い温泉に体を付けるとしびれるほどの気持ち良さ。
ようやく落ち着いた気持ちで休憩室へ。お洒落な空間で生ビールを飲み、今日の頑張りを思い出すひととき。何もかも充足した、幸福感のある時間を過ごします。
夕食へ。和食膳に、豚肉の鍋がつきました。美味しいワインを飲みながら、これ以上ないほど美味しいと思える夕食をいただきました。
部屋に戻り、布団に入り即寝落ち。途中のどが渇いて起きるも、翌朝まで気持ちよく眠りにつきました。