愛機2023RTL260Rに、「HRC Fiセッティングツール」を接続しFiマッピング変更を行い、「ガッチスペシャル」化を行います。Fiデータ「RTL-23ガッチスペシャル」はHRC Fiセッティングツールとともに荒生社長から入手!
付属のCD-Rを使って、PCに「07RTL」というソフトと、USBドライバーをインストール。※OSがWindows10までしか対応してないようなので注意しましょう。Windows11のパソコンでは接続出来ませんでした。
パソコン、HRC製品の「USBインターフェースRTL260F」、バイクのコネクター2カ所を接続。スイッチONにすると、キュイーンという甲高い音が響きます。
マニュアルを読みながら標準マッピングデータの読み込み、保存、新マッピングデータ「RTL-23ガッチスペシャル」の書き込みが完了しました。
エンジンを掛けてみると、バシッとケッチンを食らいました(笑)アクセルを開けると確かに吹け上がりが良い!Fiセッティングツールによって燃料噴射量と、点火時期をアクセル開度、回転数ごとに設定できる、という事のようです。著作権があると思うのでお見せできませんが、ガッチスペシャルは回転数ごとにかなり複雑な数値でリセッティングされています。凄い!
ある項目に対して、別の項目を位置づけたり、割り当てたりするルール、規則のこと。 例えばデータのインポートなどで、異なるデータ項目を同一項目として関連付ける作業をマッピングという。
早速明日、金浦でテストを行います。いやあ~ドキドキする!
ゆくゆくはさらなる進化を目指し、RTL260R・カガヤンスペシャルを完成させたい。楽しみですな~。
忘備録的に、点火時期を変更するとこんなことが起きるようです。
・点火時期を早める事を「進角(しんかく)」と言います。
・キック始動の場合「ケッチン」をくらいやすくなりますので危険です。
・ケッチンはキックペダルを踏んでいる時に物凄い勢いで逆戻りしてケガをします。
・急加速時にキリキリとノッキングしやすくなります。
・吹け上がりがスムーズで加速が軽やかになります。
・全体的に薄い症状になります。
・燃費が良くなります。
・点火時期を遅くすることを「遅角(ちかく)」と言います。
・キック始動の場合「ケッチン」をくらいづらくなるので安心。
・エアクリーナーから「パスッ」っとくしゃみをします(酷いと始動直後から連発します)。
・熱を持ちやすくなりオーバーヒートしやすくなります(オーバーヒートに伴うエンストもします)。
・吹け上がりが、ゆったりと重くなりますので加速が鈍くなります。
・全体的に濃い症状になります。
うーん何だかトライアルでよく見る症状ばかりですね~、トライアルの世界はまだまだ深い、オートバイの技術を論理的に理解するにはまだまだ知識が足りないようです。これからもっともっと勉強せねば。