昔からの憧れであった立山連峰を目指して、富山県の立山室堂へ。標高2500mの山中にある「雷鳥荘」に一泊してきました。「6月はまだ雪が多い」「天気が良ければ最高の登山が出来る」「7月のシーズンに入ったら混雑して大変」などなど事前情報はいろいろでした。浄土山、雄山(おやま、標高3,003m)、別山の三山に登れるかどうかは現地についてからのお楽しみということにして、万全の準備を整えた上でまずは行ってみることにします。
新潟のモンベルで、登山用のサイフやポーチなどこまごまと装備を整えてから、富山県に向かいます。
「金太郎温泉日帰り温泉カルナの館」で温泉、サウナタイム。さっぱり整ったあと「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」で車中泊にします。
隣接する「ほたるいかミュージアム」にあるレストランで夕食にします。海が見える綺麗なレストランですな。
ほたるいかサラダ、オムライス、白エビのピザ。冷え冷えの生ビールが進みました。富山の海の幸を味わえて大満足!
翌朝、立山黒部アルペンルートの起点になる「立山駅」へ。天気は曇り。室堂まで往復6000円の切符を買い、始発に乗って向かいます。クルマは無料の駐車場に置いていきます。
ケーブルカーに乗ります。約10分で美女平駅へ。
バスに乗り換えて約1時間。車内放送でいろいろ観光案内をしてくれます。滝を眺めたり、野生の猿の群れがいたり、いろいろ楽しめました。雪の大谷にはまだまだ凄い雪の壁が。
標高2450m「室堂ターミナル」にバスが到着。残念ですがガスが濃く、風も強い様子。登山届を出し、登山装備を整えます。
まずは隣接する「室堂立山自然保護センター」へ。雷鳥や山の植物等を紹介しています、事前に山の勉強になって良いですね。
お天気が回復する気配はないですが、まずは立山山頂の雄山神社までもっとも近い山小屋「一の越山荘」に向けて歩いてみます。
アイゼンを着けて、雪の斜面を登っていきます。ガスが濃いのであまり楽しくはないですね~。
時折ガスが晴れ、立山連峰が少し姿を見せる。
標高2700m「一の越山荘」に到着。風が強く視界なし。
見上げると立山山頂の雄山が。この時点でヤル気喪失。登るのはまた次回にします。一の越山荘で500円のカップヌードルを食べて元気回復。室堂ターミナルに下山します。
室堂ターミナルが見えてきた。
ここから歩いて30分の「雷鳥荘」に向かいます。途中「みくりが池」を眺めます。綺麗だな~、そしてまだまだ雪が凄いね。
みくりが池温泉を過ぎると、「雷鳥荘」が見えてきました。凄いところにあるなあ~まさに絶景の地。
今日のお宿、標高2,370m「雷鳥荘」に14時頃、無事到着。外見は山荘っぽいですが、中はびっくり驚き、温泉やトイレなど設備の整った温泉宿です。
相部屋・1泊2食10,350円。各ベッド毎に照明、コンセント、カーテン付き。何だか落ち着いた気分になり、ゆっくりと過ごせました。
温泉はかけ流しの綺麗な大浴場。展望風呂から地獄谷を見下ろしながら、濃い~温泉にゆっくり浸かりました。
喫茶・ラウンジコーナーがとても良い雰囲気。ビールやワインを飲みながら、夕方まで読書の時間。満ち足りた気分で過ごせた。
夕食はとんかつや鍋など、ご飯が進むメニュー。大変美味しく頂きました。
夕食後、外に出るとガスが晴れて青空が。
別山方面。
雄山方面。ダイナミックな景色を夕暮れのわずかな時間、楽しめました。
ベッドに戻ると同時に寝落ち。翌朝までぐっすりと眠ることができました。