朝鮮半島の軍事境界線は、朝鮮戦争の休戦ライン。韓国・北朝鮮双方の領土へ幅約2キロメートル(計約4キロメートル)程度の非武装中立地帯(Korean Demilitarized Zone / DMZ)が設定されています。日本では38度線と言われますが、実際は複雑な線を描き海上にも延伸しています。ここをガイドさんと半日かけて見学するツアーに参加しました。
※2020年1月現在、板門店・JSAは豚コレラ対策で一般人の通行が出来ません・・・残念です、またいつか。
※ツアーはVELTRAで予約し、1/24(金)参加しました。
◆臨津閣(イムジンガク)公園・Beat 131 Art space・ドッケ橋◆~軍事境界線から約7km、記念碑や京義線の鉄道を見学できる平和祈念公園。
朝8時、ソウル市内のホテルでツアーに合流。バスは一時間かけて、臨津閣(イムジンガク)公園に向かいます。
臨津閣(イムジンガク)公園。正月などに、離散家族が北朝鮮にいる家族への祈りをささげる場所。
ドッケ橋。銃弾の痕跡が見えます。左に見える線路が、京義線。南北が仲良くなる時期のみ、鉄道がとおるんだそうです。
ここは人気の観光地、おしゃれなカフェや公園があります。熱い美味しいコーヒーを頂きました。
◆江華平和展望台◆~北朝鮮住民の暮らしぶりが肉眼で見える平和展望台。
結構驚いたのが、国境付近の河川が全面的に立ち入り禁止な事。川を渡ったり、船で航行することが一切出来ません。緊迫感がありますな~。
展望台には、延坪島砲撃事件、海上の北方限界線を巡る紛争、大韓航空機撃墜事件など、近代の事件の解説があります。そして外には高射砲が。警備にあたる韓国軍兵士が常駐しています。
川の向こうに北朝鮮が見えます。望遠鏡(500ウォンで2分間)を覗くと、歩いている人々が見えました。
戦争当時の米軍車両が展示されています。
緊迫感のある国境地帯をじっくり見学ができて、朝鮮半島の歴史を学ぶ一日。大満足です。
ツアーを案内してくれた女性のガイドさんと半日、いろんな話ができました。一般の韓国の人たちの暮らし、住まい、仕事、いろいろな話が聞けてとても勉強になりました。
夜は昨日に続いて「スパレックス東大門」で温泉サウナタイム、チムジルバンでしっかり温まってさっぱりしたのち、韓国でのラストご飯。あっさりめにキムチチゲ800円にしました。あまり辛くなく優しい味でとても美味しい。
1週間の旅の間、野菜をたっぷりとれる美味しいご飯の連続でした、おかげで体調もバッチリ。辛いご飯に早く飽きるかな・・・とやや心配してましたが、全然そんなことが無かった!気持ちいい温泉サウナと美味しいご飯を毎日堪能出来て、非常に快適な旅になりました。ほぼどこでも日本語が通じます、飲食店のメニューもほぼ日本語あり。少しだけ英語が要る時もあります。翻訳アプリは結局一回も使いませんでした。トイレはコンビニにはありません、使いたいときは地下街へ!韓国は地下街がめっちゃ立派、どこまでも地下の商店街が続いてます。
どこにいっても親切な韓国の人たちに感謝です。是非また行きたい、その時は地方の街をじっくり歩いてみたいですな~。
翌日早朝、仁川空港から成田空港へと帰国しました。