GRスープラRZ（6速MT）に試乗

秋田トヨタさんの試乗車・GRスープラRZ（6速マニュアル）に試乗しました。

3リッター直6エンジンは流石の大トルクで余裕があり、エンストの気配もなく、マニュアルミッションの操作が楽しめます。エンジンの振動が思いのほか激しく、快適性より楽しさに振ったクルマになってますね。街中でも少しアクセルを踏むだけで「ババンッバン！」とバブリング音が。これは良い～最高だ。

非常に意外だったのが乗り心地。RZの足回りは19インチのミシュランパイロットスーパースポーツに電子制御サス。固くて大変だろうな～と想像していたのですが、ワタクシのSZよりアタリがソフト。路面からのショックや振動をしっかり押さえてます。これならロングドライブも快適でしょうね。

ワタクシのSZは、軽快でハンドルも軽く、クルクル小回りが効いて乗りやすい。対してRZは、やや重みのあるハンドル、安定感を感じさせるものの、ナチュラルでレーシーでパワフルなスーパースポーツ、という雰囲気。本物感があります。スープラを買うならRZが満足度高いと思いますね。もちろん予算、年齢、価値観に依りますが。とにかく気持ち良くて本物感のあるスポーツカーに乗りたいならRZ。そこそこの性能でハンドリング、軽快さを求めるならSZ、という感じでしょうか。SZ-Rはおそらくその中間かと。

SZを買ったことに後悔するかな、とも思ったんですが。また乗り換えてみると、軽快で爽やかな走りのSZにとても満足。どのグレードを選んでも、すごく気持ちいい走りを楽しめるクルマだと思いました。